2013年8月11日日曜日

Yamaguchi Mini Maker Faireに行って来ました。

という訳で、Yamaguchi Mini Maker Faireに行って来ました。
(Makerって何?な方はここらへんを参照)
今回西日本では初開催という事で、広島から参加しました。

会場につくまでは、正直山口は田舎(私の田舎があります。)という印象で、事実回りには畑ばかりだったり、高い建物は皆無だったりしまして、そこまで期待はしていなかったのですが、まずは会場の山口情報芸術センターに圧倒されました。



なんなんだ、このモダンな展示物は!!
これは、12面体スピーカーを利用して、立つ位置によって世界の森の音が聞ける芸術作品となっており、奥にある液晶には各スピーカーからの出力波形やら周波数やらが表示されております。
無味乾燥な波形データや数値データまでもを作品の一部とする。こんなのがあるとは・・・


これは、ガラスに貼られたコンピュータの歴史を、天井からぶら下げた可動式iPadで見ると、それらがARタグとなっており、それぞれの詳細が見られるという展示物。すごい。
上部の可動部。どう見ても自作です。


既に圧倒されつつ、肝心のMaker会場内はこんな感じでした。
一言で言えばカオスw
バリバリの業者さんが3Dプリンタやっているかと思えば、外人さんがこんなの作って見ました的なもの、ゾンビのメークをした人が徘徊したり、箱に閉じ込められた人まで様々。
サイバーなお姉さんとか。

机の下からはんだ鏝が出てくるのが当たり前。そんな会場でした。
みんな様々なアイデアを凝らした作品ばかり。
約100の出店者がそれぞれ工夫を凝らしたものを展示していました。
感じ的には、Arduinoを利用したフィジカルコンピューティングなもの、今が旬な3Dプリンタ系、LEDキューブやスマホを利用したものが比較的多い印象を受けました。
あと、振る舞いで音を鳴らしたり、楽器系のもの、キネクトを利用したものとかも。
こんなの何に役立つの?と聞くだけ野暮というものですw
エアードームにわずかプロジェクタ2台で全天に映像を投影するとか、100均のもので全周カメラ作るとか必要は発明の母です。

一見簡単そうに見えるものも、それは完成したものを見ているから言えるわけで、創意工夫というのが大変でもあり、面白い部分だというのを再認識しました。

あと、あ?もしかしてTwitterのフォロワーさんの中の人かも?という方にも何人かお会いさせてもらいました。
自作派だけではなく、芸術や美術系の人にも、刺激になるイベントだと思います。自分も色々な刺激を受けました。

個人的には、まだまだこんなにも変人趣味人がいること、似たりよったりな流行に流されるのではなく、独創的なアイデアを形にしている、それを誇っていることに、絶滅危惧種的な電子工作スラスタとしては、安堵の気持ちになると共に、心強く思った次第です。

まぁ、会場の山口情報芸術センターでは、Makerのイベント以外にも、芸術作品を展示しており、こちらも大変素晴らしかったです。
(あまりに斬新すぎて、地元でも賛否両論だと案内の方がおっしゃられていました。)
色々圧倒されっぱなしでした。地元広島でも、こういう美術館が出来るといいなぁ。

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