2014年8月31日日曜日

Windows7+VagrantでRails4の開発環境構築

Vagrant+Rails4での開発が思った以上に快適だったのでメモ。

まずは、この辺りからVertualBoxをダウンロードし、インストールします。




次に、Vagrantをダウンロードし、インストールします。
*古いブログとかで出てくるDLサイトは古いバージョンなので注意!



開発用ディレクトリを適当に作成し、コマンドプロンプトでそのディレクトリに移動します。
以下コマンドを実行。
vagrant box add centos6 http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-i386-v20131103.box

他のOSや64bit版がほしいとかは、この辺りを参照して、DL用のURLを適宜セット。
centos6の部分はラベルなので、適当な名前をつける。

なお、DLはかなり時間がかかるので注意!

DLが完了したら、開発するディレクトリ上でvagrant init centos6を実行。(centos6の箇所はラベルなので以下略)

実行したディレクトリ内にvagrantfileというファイル(仮想マシンの動作を設定するファイル)が作成される。
vagrant upコマンドを実行すると、しばらく後仮想マシンが起動する。

TeraTermなどのSSHクライアントで、127.0.0.1:2222にアクセスする。


ID:PWはともにvagrant。鍵認証でも入ることが出来る。
(鍵ファイルの場所はvagrant initした際に画面に表示されている)



こんなかんじでログインできます。
sudo su -でrootになれます。

デフォルトで入っているRubyは1.8系と古いので、rbenvでサクッと最新を入れます。

まずはgitを入れます。(操作はvagrantユーザ)

sudo yum -y install git
rbenvを入れます。

git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git .rbenv
環境変数をセットします。

echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ./.bashrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ̃/.bashrc
セットした環境変数を読み込ませます。

source ̃/.bashrc
ruby-buildをインストールします。

git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
インストール可能なリストを表示します。

rbenv install --list
今回はRuby 2.1.2をインストールします。

rbenv install 2.1.2
自動的にソースのDLとコンパイル、インストールが走ります。しばらく待ちましょう。

終わりましたら、忘れずrbenv rehashを打ちます。
毎回打つのは面倒なので、便利なgemを入れます。

gem install rbenv-rehash
vagrantは、/vagrantディレクトリと、windows上のvagrantfileが置いてあるディレクトリが共有されています。
なので、

ln -s /vagrant /home/vagrant/deverop

とシンボリックリンクを貼って、

cd deverop
rails new new-app
っとかすると、windows上でファイル編集しながら、vagrant上で動かせます。

最後に、vagrantでポートフォワードをする方法です。
vagrantfileに

  # config.vm.network "forwarded_port", guest: 80, host: 8080
という行があるので、その下に

config.vm.network "forwarded_port", guest: 3000, host: 3000

って感じで記述し、保存後、

vagrant reloadして、仮想マシンを再起動させると、仮想マシン上の3000ポートが、localhostの3000ポートにポートフォワードされます。


*Tips

仮想マシンにvagrantユーザでSSH接続ができなくなった場合、
virtualboxを起動し、該当マシンを強制電源断後、virtualboxで起動させ、
root/vagrantでログインし、復旧させます。








0 件のコメント:

コメントを投稿